~「こころの専門家なら、自分のカラダも整えられますよね!」~
2017/02/07
と、
大好きな菓子パンで
メタボ街道まっしぐらな私に、
同僚の看護師さんが、ズバッと言ってくれました。
当時、その会社で初の正社員の臨床心理士として、
その企業の社員さん向けに、
メンタルヘルスを取り組んでいました。
ただメンタルヘルスに携わる仕事の業界の中で、
こんな言葉があります。
「ミイラとりがミイラになるな!」
心の健康がすぐれないクライアントさんを
お相手に仕事をする中では、時に
援助する側の方も不調になっていく。。。
ということは珍しくありません。
でも、心の健康については、
専門の知識や経験もある臨床心理士だから大丈夫と、
過信していたことに気づきました。
私は医者ではなく、カウンセラーでしたが、
まさに、こんな感じでした。
「医者の不養生」
人には、ストレスとうまく付きあわなければ
だめですよ!
などと、言いながら、
自分自身の健康ことには、無頓着でした。
健康って不思議なものです。
健康はそのバランスがとれなくなると、
アラームを鳴らしてくれています。
。。。
。。
。
カラダやココロに
。
。。
。。。
ただこの健康のアラームに
気づかずにいること人も多いです。
あるいは、
気づいても知らんぷりして、
無理をしている人も多いです。
それでも、
カラダのアラームは、気づきやすいです。
なぜなら、数値でわかることが多いから。
例えば、体温、体重、血圧、血液など。。。
だから、手は打ちやすいです。
一方、
ココロのアラームは、わかりづらいです。
目に見えないから。
さらに、ココロの置き処が悪くても、
その整え方がうまくいかなかったり、あるいは
我流でやっていることが実は、
余計に事態を悪化させていることもあります。
だから、ストレスチェック・コンサルタントとしては、
みなさんにそのストレスのメカニズムを知ってほしいです。
今回は、シンプルバージョンをご紹介させてください。
ストレスメカニズムの公式
【①出来事 → ②考え → ③反応 = ④結果】
例えば、忙しい仕事に例えるなら、
【忙しい →どうして自分ばかり →イライラ =強いストレス】
ポイントは、④結果です!
結果が望むようになっているのか、
それとも、その逆か?
望む結果になっていないなら、
① or ② or ③ のいずれかでも変えればいいです!
例えば、
①出来事の量を減らす = 仕事量を軽減してもらう
②考え方を変える = 今がふんばりどころと前向きに考える
③反応を低める行動をとる = リラクゼーションをする
というように、
④の結果が少しでも良くなるように
①②③の対応をいろいろやってみる!ということです。
私の場合の、「菓子パンが食べたい癖症候群」への対策は
こんな感じです。
①コンビニに行った時、菓子パンコーナーに近づかない
②週に1回は食べてもいい
③ガムでリラックスさせる
=
理想の④結果
(=体重20キロ減をKeep&Cotrolできています。(^_-)-☆
そのために大事なこと、
まずは自分のストレスを知ることです!
そのために、
「ストレスチェックの教科書」のサイトに
ストレスチェック・リストをあげていますので
ぜひ、やってみてはいかがでしょう。
↓↓↓
第1章. 理解する①「ストレスチェック制度とは、どんな制度?」
→1-2 ストレスチェックを試してみましょう
http://stress-check.org/understand-stress-system/#us