【孤立とメンタルヘルス】

      2017/02/07

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先日、家電量販店に行った時のこと。

ある若手の店員さんに、商品の質問をしたら、
レジ回りで探し物をしたり、
タブレットの端末で情報を探し始めました。

なかなか、見つけられないようでした。

その若手の店員さんのヨコには、
ベテラン風の店員さんがいましたが、

若手の人は、ベテランの人に質問するわけでなく、
ベテランの人は、若手をサポートするわけでもなく、

お互い端末の機械とにらっめこ。

「一声かけあう職場風土では、なさそう。。。」

職場風土と、心の病に関する調査*では、
こんな傾向があります。

*(日本生産性本部2014年
メンタルヘルスの取り組み、アンケート結果)

心の病が増加傾向の組織では、
従業員の孤立化が進んでいるようです。

・個人で仕事をする機会が増えた
・職場での助け合いが少なくなった
・職場でのコミュニケーションの機会が減った

そのアンケート結果によれば、
2人に1人が、
孤独を感じながら仕事をしている
私たちの職場。

このような組織では、
個人にかかるストレスは高く、
いつも緊張状態だから、
心身は相当、疲れると思います。

コミュニケーションの必要性、多くの職場で
言われ続けているけど、
改善している声はあまり聞こえてきません。

なぜか。

それは、その必要性のレベルが、
ひとによって違うからだと思います。

ただ、放置していて、誰も、何も
変えなければ、その状況は変わりません。

どうしたら。

まずは、
現状を把握してみることをおススメします!

きっと、
性別・年代・社歴・職種・雇用形態などで
特徴が見えてくるので、
対策の手立てが取りやすくなると思います。

実は、そのような現状を把握するには、
「ストレスチェック」が使えます!

「職場環境の分析」ができるような仕様にしておくと、
ある集団のストレス状況をつかむことができます。

詳しくは、
「ストレスチェックの教科書」サイトをご覧ください。

【本サイトの活用法】
→ Q8.集団分析と、職場環境の改善って何?

http://stress-check.org/utilizing-method/

そして、
先ほどの家電量販店での話の続き。

その若手の店員さん、
かなり時間は、かかりましたが、
情報を探してくれて解決。

商品を買った私に、
その若手の店員さんが名刺を差し出して、
依頼を求めてきました。

「接客に関するアンケートご協力のお願い」とあり、
名刺の肩書には、”新入社員”と書かれていました。

そのアンケートに以下のように答え、投函。

「新入社員とは思えない丁寧な接客に感謝。
加えて申し上げれば、
スタッフさん同士のつながりを感じられると、
お客さんたちは、
もっと気楽に買い物を楽しめるのでは。」

年末に向けて、繁忙が予想されるこれからの時期、
ベテランのみなさん、
若手社員に過度な期待・役割・負担になっていないか、
意識していきたいですね。

お互い、元気に働き続けるために♪

【本サイトの活用法】
→ Q8.集団分析と、職場環境の改善って何?
http://stress-check.org/utilizing-method/

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