~笑顔がつくれない時、心のSOSを出す時~

      2017/02/07

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金曜日の夜のことを、
花金(ハナキン)と言っていた時代。

最終電車の中、
いつもより込んでいる社内、
ドアのガラス越しに移る人影。

視線は下向きで、
肩には無造作にかけられたカバンの紐、
ネクタイはだらしなくゆるみ
目には生気なく、

ぼーとこっちを見ている人がいる。

「。。。俺やん!」

窓越しに映る自分の姿を見て
自分のことと思えないほど、
疲れ切っている状態。

そんな週末の土曜日、
泥をかぶったようにただ寝るだけ。

明日、仕事に行くために。

気を紛らわすためにやることといったら、
お酒を飲むことぐらい。

手っ取り早く、
ストレスから解放され、
そんな日常を忘れられるから。

ふとつぶやいてしまう、

「この生活の先にあるものは、何だ」
「自分は何のためにこの会社に入ったんだ」
「お金を稼ぐって大変だなあ」

誰にも相談できず、
いやむしろ、
相談しても無駄だと思い、
自分の中にためてしまいがちに。。。

あなたが、今の会社の中で、
もし、こんな風に思っているとしたら、
それ、すでに限界を超えている証拠です。

だから、
そのまま流さないでください、
その事態を。

そのまま流さないでください、
その想いを。

流していいのは、
罪悪感。

あなたがダメなひとでは
ないんです。

あなたに任されている
仕事の量が多いだけなんです。

あるいは、

たまたま不運が重なって
それに伴ってやることが増え
いつも通りに自分の力を
発揮できていないだけなんです。

あるいは、
あなたがそこまで追い詰められているとは、
周りは知らないだけかも知れません。

働き過ぎ(=働かせ過ぎ)は、
ひとから本当に
まとも考えを奪ってしまいます。

そこで最後に行きつく所は、
罪悪感からただ逃れたい、という考えだけ。

そのままにすると、
その考えはどんどんふくらんでしまいます。

でも真面目なあなたは、その考えを
「こんなこと」
と軽くしてしまおうとしてしまいます。

「こんなことぐらいで、弱音を吐いちゃいけない」
「こんなことぐらいで、ぐちっちゃいけない」
「こんなことは、自分一人でなんとかするべきだ」

と思ってしまうかもしれません。

でも、そうじゃありません。

追い込まれていく中で出てくる
「こんなこと」

それは、SOSサインです!

でも、残念ながら
追い込まれるほど、そのSOSサインで
苦しんでしまうことになります。

もし、あなたがそれを
心のSOSサインと知らなければ。。。

SOS、「Save Our Ship(我々の船を救って)」

SOS、「Save Our Soules(我々の命を救って)」

SOS、「Suspend Other Services(他の仕事は中断せよ)」

あなたは、決して一人ではありません。

あなたを知っているひとの胸の中に、
あなたがいます。

でも、あなたを知っているひとには、
あなたのSOSサインは
あなたが発信してくれないと、
受信することができません。

だから、
あなたがする仕事、
それは会社の仕事ではなく、

あなたの中で発信されているSOSを
外に向かって発信し続けること。

しかも鳴り止むまで!

そのためには、
自分で判断しないでもらいたい、
自分に発せられているSOSの意味を。

あなたがただすること、
それは誰かが受信するまで、
SOSサインを出し続けてください。

そして、その意味は、
相手に任せてください!

必ず、あなたのSOSの意味を
受け取り、解読してくれる人がいます!

でももし、SOSの意味を任せてもなお、
自分のSOSサインが出ているなら、
どうすれば?

またSOSサインを出してください!
出していいんです!

SOSサインは誰かに消してもらえるまで
出し続けてください。

他の仕事は中断してでも!

だって、そのSOSサインを消せるのは、
自分ではないからです。

あなたのそのSOSサインを読み取ってくれる人が
この地球上に必ずいます!

地球にいなくても宇宙にいます!

あなたが生きている限り
あなたを活かしてくれようとする
魂は、どこかにいます!

だから、あなたは、
自分がやっている仕事の優先順位を
間違えないでくださいね。

では、そんな仕事の優先順位を
どのように見つけたらいいのか?

鏡で自分の顔をご覧になってください!

①いい顔に見えたら、OKです ^ ^

②いい顔に見えなかったら、
笑顔をつくってください。
笑顔をつくれれば、それもOKです ^ ^

③笑顔をつくれなければ、
それはSOSサインが出ている証拠です!

仕事の優先順位が間違っています!

どう間違っているか、
一人で判断しないでください。

誰でもいいんです。
あなたのSOSサインを必ず、
読み取ってくれる人がいます。

だから、どうかそのSOSサインを
そのまま流さず、
ダメ出しせず、
あきらめず、
緊急アラームを出し続けてください。

あなたは、あなただけの船では、
ありません。

あなたを知っているその人の船の中に、
あなたは乗っています。

あなたの会社での仕事は、
代わりの人でもやることはできます。

でも
あなたに代わってあなたのSOSサインを
出すことは、誰にもできません。

だから、
そのまま流さないでください。

あなたは、あなたが生かされている理由と
出会うまでは。

あなたの命が輝く働き方、
必ずあると、私は確信しています。

あなたがSOSを出してくれるなら。

では、あなたの会社の中で、
SOSを出してもいい会社の風土はありますか?

どうしたら、
同じ船に乗っている仲間を救うことが
できるのでしょうか。

その答え、
私にはもちあわせていません。

私には、あなたの船で起こっていることが
何かわからないからです。

私にできること、それは、
わからせてもらおうとすることだけです。

あなたがあなたが所属する船を何とかしようと
想っていることを
わかちあってくだされば。

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そのSOSサイン、
私たちが受け止められるかもしれません。

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