~メンタルヘルスの大転換期:その2~

      2017/02/07

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続きです。

では、なぜ、
今なお、働く人の心の病が増えているのでしょうか。

それは、心の健康のバランスが崩れてしまう実態に
必要な取り組みが間に合っていないからです。

メンタルヘルスにおけるこれまで職場での産業保健活動は、
事後対応でした。

つまり、発生したら対処する、
サポートするという取り組みです。

でも、それでは、いつまでたっても、
モグラたたき状態。

だから、未然防止、つまり予防しましょう!
という取り組みに変わってきています。

それが、今般のストレスチェック制度です。

自分で心の健康診断をやって、
自分のストレス状態に早く気づいて、
早く対処しよう!ということです。

さらに加えて、最も新しいトレンドは、
ポジティブメンタルヘルスという取り組みです。

それは、個人のパフォーマンスや、
職場組織の生産性を直接に結びつくような
メンタルヘルス活動のことです。

このように職場のメンタルヘルスは、
多岐にわたってきています。

だからまさに今、
職場のメンタルヘルスの大転換期を感じています。

それは、このように職場のメンタルヘルスは、
従来の対処型に加えて、
ポジティブ型のメンタルヘルスも芽生え始めたからです。

そして、
もう一つ感じていることがあります。

それは、職場のメンタルヘルスの格差の広がりです。

つまり、大転換期を乗りこなそうと
先駆的な取り組みをしている会社さんもある
一方で、
社員のメンタルヘルスを
優先させることができない会社さんもあり、
また、そもそもメンタルヘルスに対する理解が
一向に進んでいない会社さんまで。

このように実は、今、これからメンタルヘルスは、
ストレスチェック制度の導入もあり
多くの会社さんに広がることを法律で定められ、
期待はされています。

しかしながら、一方で、
その時流に乗れず、
追いつけていない会社さんもあるようです。

理由の一つに、
職場の中でメンタルヘルス対策を進める難しさがあるからです。

大企業さんのように専門のスタッフがいても、
なかなか組織に根づく取り組みにするのは、
一筋縄ではいきません。

まして、
人材に限りがある中小企業さんとなれば、
なおさらメンタルヘルスを優先に勧められない状況もあるので、
導入・運用するには大変です。
では、どうしたらいいのでしょうか?

長くなりますので続きにさせていただきます。
そして、
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