~決意でつながる未来~

      2017/02/07

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「私たちワタミは変わります」
ワタミさんの新聞広告です。
(2016年6月27日月曜日、朝日新聞に掲載)

「私たちワタミは、
一連のブラック企業批判に対して
その理由と要因にしっかりと向き合い
働き方や社会との関わり方をはじめ
アイデンティティーを聖域なく見直しました。

再生に向けて、
私たちは一番大切にするものを「心」と
明確に定めました。
働く従業員の心、お客様の心、社会への心を
どこよりも大事にする企業を目指します。

~略~」

この新聞広告を見て、
とてもショックを受けました。

ワタミさんの決意の強さに、
私の決意が、吹き飛ばされたからです。
一瞬にして。。。

実は、私は、
「人は変われる」ということを
自分を通じて、証明したいと思っていました。

でも、その想いは、
いつも空回り。
いつも長続きしません。

怖くて、恥ずかしくて
とてもひとさまに公表しようだなんて、
思ったこともありませんでした。
(自己啓発のセミナー以外では、^^;)

何をやっても、
目の前の仕事をやっても
どんなに本を読んでも、
どんなセミナーに行っても、
誰に相談をしても、
自分を変えるどころか、
ダメな自分しか見つけられず。。。

それでいて、仕事は
コンサルタントで、カウンセラー。

常に、葛藤をしています。

だから、この新聞広告を見て
ショックを受けました。

ワタミさんは、
この新聞広告を出されるにあたって、
相当、もがいただろうと思います。
相当、苦しまれたと思います。
相当、厳しい時を過ごされていたと思います。

でも、再生を誓い、
その誓いを全社員の胸に刻むべく、
自ら変わることを宣言された
そのご決断の強さが伝わってきました。

社会からの厳しいご意見と
”徹底的に”
向き合ったからこそ
紡ぎだされたこの誓いの重みを感じました。

このワタミさんの記事を思い出したのは、
電通さんのことがあったからです。

NHK NEWS WEBによれば、
実は、明日(11月7日)、電通さんの社長さんが、
全社員の方々に向けて、メッセージを出すそうです。

その内容は、「我々の働き方の進化に向けて」。

今回亡くなられた社員の方の労災認定を受けて、
会社として改革すべき対策が発表されるようです。

明日は、労災の認定を受けて、
ちょうど1か月。

きっと、この間、
電通の社員のみなさん、お一人おひとりが、
働くことの意味を
社会から厳しく突きつけられる中で、
目の前の仕事をこなしていたことと思います。

でも、これまで培ってきた、
その働き方が全否定されたかのように
感じながらも、
その悔しさは決して表に出さず、

むしろそれまで以上に、クライアントさんの
お役に立とうと、必死で目の前の
仕事をされているのではないでしょうか。

おそらく明日は、
電通さんにとっての再生の日。

これまでのことは決して繰り返さぬよう、
新たな働き方につなげるとの思いを、
全社員が一丸となって再出発をされる日と
なるのではないでしょうか。

現在の日本社会、
悪いことばかりではないものの、

でも働く現場の一面には、
長時間労働、ハラスメント、ストレス、心の病、自死など
対策は行っているにも関わらず、
依然としてその実態は、増え続けています。

ならば、これまで行ってきた
対策を本質から見直すべきことが必要な時期では
ないでしょうか。

それは、つまり、
私たち、一人ひとりがこれまでの自分たちの働き方について、
このままでは良しとせずに、安心して働くことができよう、
向き合うことを求められているように思います。

今後、私たちの働き方については、
国を挙げて見直しをするは急務のことになってきています。

少子高齢社会のわが国として、
社会保障費が増大する中では、経済力を高めることは必須。

しかし、働く人の心身の健康管理もこれまで以上の
対策をとっていかないと、悪化は防げません。

だからこそ、
ますます健康で、かつ生産性が上がるような
新たな働き方が求められます。

ただそれを、国や、会社にそれを期待するばかりでなく、
一人ひとりが自分のこととして、考え、
変えるべきものは変えることをしなければいけない
時期でもあるように思います。

私、個人としても、
まさに、今、自分が変わる時!と決意しました。

私は、ストレスチェック・コンサルタントとして、
今回の法制化に伴って、成立されたストレスチェック制度が
真に働く人と会社に役立つものとするべく、
微力ながら貢献できるよう努めます。

そこで、今回、
「ストレスチェックの教科書」のサイトをつくりました。

このサイト、一朝一夕でできたものではなく、
約1年かかっています。

それは、新たな法律を現場の実情に応じて
導入・運用するのに試行錯誤したからです。

他にも、私のライティング能力や、
ネットツールのスキル不足もありましたが^ ^;

でも、きっと
ストレスチェック制度の導入に向けては、
各社さんとも現場で戸惑うことが多いのではないかと思い、
私の経験が何かのご参考になればと思ってつくりました。

今年は、ストレスチェック制度元年、
そして、今月は、その実施の締切日となっています。

もし、ストレスチェック制度のことで
ご不明な点がありましたら、
「ストレスチェックの教科書」のサイトもご参照ください。

http://stress-check.org/

私は、この度、
電通さんで起こってしまったことを
生涯忘れずに、
そして、ワタミさんのご決意から学ばせて
頂いたこの気持ちも忘れずに、

ストレスチェック・コンサルタントとして
働く人と会社がもっと元気になれるよう
自分を変えていきます。

そして、このような私のことをいつも
支えてくださっている皆さんに感謝申し上げます。
皆さんのご声援が私を変えてくれるように、
最近、強く感じています。
本当に、ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>

 

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