あなたは、どんな風に働きたいですか。

      2017/02/07

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「俺は、この会社の社長になる!」

入社式の時、
配られた自分の名刺の肩書を
【社員】→【社長】
に書き換えた、頼もしい同期がいました。

誰もが、その会社での
輝かしい可能性を感じていました。

だから自分の可能性を広げるために、
長く働くことに善はあっても、
悪と言われる意味が分からないという
企業風土。

今から、16年以上も前の話。

でも、
そんな長時間労働への考え方を
一遍させる事態が。

最高裁判決で言い渡されました。
過労自殺は、安全配慮義務違反。

判決結果、会社は、
社員が安全に健康的に働くことができるよう、
労働環境を整え、適切に労務管理をすることが
求められることとなりました。

つまり、
会社は、社員の心の健康管理もきちんと行う
義務を負っているものであり、
その義務を怠っていたとされました。

今では、当たり前の話。

しかし、今の日本の働く現場は、
16年前よりもむしろ悪化している状態。

でも、この間、
国も、企業も、安全衛生活動の柱に、
新たに心の健康づくり=メンタルヘルスを
強化すべく対策を取ってきています。

何もやっていないわけでないのに、
精神疾患の労災認定や、過労自殺は、
減りません、増え続けています。

もはや日本で働くことに、
ワクワクした気持ちや、夢の実現などという
明るい未来を描くことは、
できない環境になっているのでしょうか。

そんなことはないはずです!

労働を、牢働にするのも、朗働にするのも、
私たち1人ひとりが、自分のこととして、
考えなければ、改善しないのではないでしょうか。

もちろん、規制や管理は必要です。
今後、さらに私たちが安全に健康で働けるような
法律の整備は広がっていくでしょう。

でも、
どんなに立派なハードや仕組みがあっても、
それを動かすのは、私たちのココロ。

過労自殺で亡くなられたご遺族の方は、
命日である今日、手記を公表されました。

「人は、自分や家族の幸せのために働き、
仕事のために、不幸になったり、
命を落とすことがあってはなりません」

私の働く理由の一つが、
過労自殺なく、命輝く働き方にあふれる組織づくりを
支援することです。

それは、16年前、
電通さんで過労死裁判を会社側の担当者として担い、
2度とそのようなことが起こらないようにするために
専門家を目指した理由だからです。

同じ労働でも
健康に元気に働く人がいる一方で、
病気になったり、命を落とす人がいる現実。

それは、
みんなが同じように組織に合わすことが
できないということを物語っています。

私もそうでした。
仕事についていけない時があり、
バランスを崩しました。

1人ひとり、
個性も、能力も、背景も違うからです。

でも、そんな私を、
当時の組織や、周りの人たちは、
理解を示し、受け入れてくれました。

そのおかげで、その後、
自分らしく仕事に打ち込む楽しさを
味わうことができました。

今、会社に求められていること、
それは、組織に個人を合わせることを考えるのではなく、
組織が個人の可能性を引き出せるような環境を
開発していくことではないでしょうか。

そして、
私たち1人ひとりに求められていること、
それは、仲間と一緒になって
お互いが幸せに感じられる働き方を
見つけていくことではないでしょうか。

そのために、私ができること、
それは、会社のメンタルヘルスを活性化すること。

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「メンタルヘルス&ストレスチェックの
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ぜひご一緒に、
未来の私たちの可能性を広げるべく、
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